2010年7月20日火曜日

もう国民年金で損しない!!絶対節約5つの技

自営業・フリーター・派遣など(正社員や扶養主婦を除くほとんどの大人)は、国民年金の納付の義務があります。平成22年度の国民年金保険料については、今年の4月からひと月15,100円の納付が求められます。ちなみに、毎年280円ずつアップして平成29年以降は16,900円になる予定です。ひえーーー



「毎月大変だよーー」そんな人のための国民年金の免除技を紹介します。




1. 意外と通る、「免除申請」

大昔は、全額免除しかありませんでしたので、
ハードルが高いイメージを持っているかもしれません。

実は、今は「部分免除」が拡充し、
・「1/4免除=3/4納付」
・「半分免除=半分納付」
・「3/4免除=1/4納付」
とコースも幅広くなっています。



例:
単身者でも、収入(手取りではなく、支給総額)目安が296万円以内であれば、受け取れる可能性が高くなります。確定申告をしている方は、引っ張り出してみてみましょう。収入から各種控除を引いた後の「(26)課税対象となる所得金額」が、
・189万円未満であれば、保険料25%OFFです。
・141万円未満であれば、なんと 保険料50%OFFです。
・4人家族、夫婦家族であれば、もっと年収が多くても適用されます。所得控除が大きいからですね。


自営業者で、うまく節税しているひとはこのご時世ですから結構、免除対象になる人も多い。

独身フリーターでも、給与所得控除、つまり、お給料から何割か引いた額をもとに算定になるので、ざっと年収が300万以下だなーという方は、検討してみてください。




2. 免除申請「時期」の、アメとムチ


役人のワナなのですが、免除は「申請しないとだめ」です。
黙って放置していたら自動的に割引にしてくれるほど、
国は優しくありません。

しかも、申請は 毎年7月~翌年6月の期間限定です!

例えば、2010年7月~2011年6月の保険料を免除してもらうためには、
2011年6月までに申請しないといけないのです。
申請を2011年に行っても、6月までの申請ならば、前の年の7月までは
遡って承認してもらえます。

それ以降は、受け付けてもらえません。ばっさりです。




3. 国民年金保険料をクレジットカードで払える

ポイントをためている場合、その分ポイントがついて、差し引き割引になりますね。
大体1~2%引きでしょうか。
これでも、年間で数千円相当になります。




4. どうせ払うなら、前納で割り引きで合わせ技!

現預金に余裕のある方は、割引があります。

現金で払うよりも口座振替で、また、毎月払うよりも1年分を前納したほうが、
割引率が高くなりお得です。

現金で毎月納付すると、月額1万5100円×12回=18万1200円ですが、
現金で1年分前納すると、3220円割引になり17万7980円になり1.7%引きです。


口座振替で毎月納付すると、毎月50円引きになり、月額1万5050円×12回=18万600円
口座振替で1年分前納すると、3800円割引になり17万7400円になり2.1%引きです。




5. 番外編:正社員の方も



正社員で厚生年金の方にも、小技をひとつ。生命保険の節約ができるかもです。

結婚して子供できたら遺族年金っていう国に強制加入の生命保険があります。
コレの支払い要件は厚生年金納めてることですが、
その保障額は月額報酬に比例して、約4,000~5,000万になります。ご自分のケースで調べてみてください。

民間の生命保険は、それほど手厚くする必要はないと私は考えます。





※年金の減免をすると、老後の受取額が減ります。とはいえ、例えば全額免除の場合、その免除期間は「半額払っていたもの」として計算されますので、お得なのは変わりませんね。それに、将来の年金制度がどうなるかも考えると、免除が使えるとき=収入が少なくて生活が苦しい時期は、無理せずに免除を使うのもひとつの考え方だと思います。2年以内であれば、追納も可能です。
※表の引用もと:http://www.hat.hi-ho.ne.jp/heart_thoughts/t/nenkin.htm
※各自のライフプランに合わせて自己責任で使ってください

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