2010年8月6日金曜日

失敗する窓側・成功する窓側── 飛行機の席で東京タワーが見えるのはどちら側?


いつも飛行機で「窓側」の席を選んでしまう・・・
そういう方なら気になりますよね。東京タワーが見える側。とくに日暮れあたりの東京の夜景は綺麗ですので、乗る際はできれば見たいもの。

とはいえ、飛行機が離着陸する方向は、毎回同じではないようです。その日の風向きによって、離着陸の滑走路や方向は変わるのです。

では、「確率」として一番高いものを考えてみましょう。



羽田空港の滑走路の呼び方:

滑走路が3本(もうすぐ4本)あって、向きによって呼び名が二つ。
その向きを、離陸か着陸のどちらかで使うわけです。





調査方法:

■羽田空港(東京国際空港)飛行コースホームページ
https://www.franomo.mlit.go.jp/LoginAction.do
国土交通省のサービスです。
登録すると、本物の航跡データを閲覧できます。

■空港周辺の自治体の情報
江戸川区:平成17年度航空機騒音調査結果

http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/kankyo/johochosa/matome/h17/files/n1706_02.pdf




結論(おおむねの傾向):

■離陸
春  :16RLが多い ⇒
      北に向かって離陸 ⇒
        左手に東京タワー ⇒
           席のアルファベットA
夏秋冬:34Rが多い ⇒
      南に向かって離陸 ⇒
        右手に東京タワー ⇒
           席のアルファベット大

■着陸
冬春夏:16RLが多い ⇒
      北から着陸(所謂、羽田カーブ)⇒
        右手に東京タワー ⇒
           席のアルファベット大
秋  :34RLが多い ⇒
      南から着陸 ⇒
        左手に東京タワー ⇒
           席のアルファベットA

この傾向は、2010年以降に4本目の滑走路ができた後も、それほど変わらないのではないかと思います。

イベント別に

東京タワーを飛行機から見るには、席の指定でこうするといいようです。

■ゴールデンウィーク
  羽田発:席のアルファベットA
  羽田着:席のアルファベット大


■お盆
  羽田発:席のアルファベット大
  羽田着:席のアルファベット大


■年末年始の帰省
  羽田発:席のアルファベット大
  羽田着:席のアルファベット大






※離陸のあと、行き先によっては、湾上でぐるっと旋回してしまい、
東京全景が見えるベストのタイミングでは、反対側のほうが
よく見える、、ということはご愛敬です。

※あくまでも過去の傾向ですから、参考程度に、おもしろ半分でどうぞ



参考:
http://mat91.fc2web.com/page066.html
http://polar-rte.way-nifty.com/blog/cat21674799/index.html
http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kurashi/kankyo/johochosa/matome/index.html

参考2:最新の傾向は下記を参考にしてください
https://www.franomo.mlit.go.jp/Login.do

 
 

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